大野厚嗣DigitalGallery
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2025
11月
岩松院
岩松院(がんしょういん)は、曹洞宗に属する寺院で、江戸時代初期に作られたと伝えられています。
創建以来、地域の信仰の中心として人々に親しまれてきました。
境内には福島正則の霊廟があり、関ヶ原の戦い後に改易された正則が小布施で没したことから、
その遺徳をしのぶ場となっています。
また、葛飾北斎の肉筆画では最も大きい作品である「八方睨み鳳凰図」の天井画が有名で
この畳21枚分の大きな作品は北斎が88歳から89歳にかけて制作したといわれています。
完成させた翌年に90歳で亡くなっており、肉体が衰えていたとは思えないほど
生気に満ちた色鮮やかな作品で、描かれてから170年以上経過しているにも関わらず
塗り替えは一度も行っていないという事が最も驚いた点です。
当時では貴重な顔料を用いて制作された事、小布施という地域の気候が
良い作品状態を保存する条件に重なったのかもしれません。
長野県上高井郡小布施町
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