大野厚嗣DigitalGallery
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2025
8月
上芳我邸
上芳我邸(かみはがてい)は、内子で明治から大正にかけて盛んだった
製蝋業を営み財を成した豪商の一軒です。
製蝋(せいろう)とは、ろうそくや石鹸、光沢剤に使用する蝋を生産する事で
初代、弥三右衛門が独自の技術を開発し、生産量と品質が向上した事で
内子は日本有数の産地となりました。
最盛期となった明治中期以降、安価な蝋や電気の普及により需要が激減。
大正13年を最後に全ての製蝋業者が廃業し、各地の施設も取り壊されました。
住宅や木蝋生産施設、敷地を住時のまま遺されているのは
全国でもこの上芳我邸のみだそうで、製蝋業によって栄えた内子の人々との
関係性を物語る重要な遺産として保存されています。
愛媛県喜多郡内子町
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